下水つまり調査



東京、神奈川、埼玉、千葉
スタッフ巡回中

夜間も実働しています。
お気軽にお電話下さい
0120-788-869

ご依頼の経緯
ある飲食店様より、お店の下水がつまったので見に来てほしいとお電話を頂きお伺いさせていただきました。

作業内容
現場到着してみてまずグリストラップを確認

グリストラップとはお店の油を下水に流さないために油除去を目的に設置された装置です。蓋を開けるまでも無く既に溢れている。しかもこれは店舗の外にあるケースです。実際は蓋を開けて棒をいれると、1m70㎝、深いっ深すぎるっ!!

こうなると、トーラー等では縦にワイヤーが伸びた分、効力を発揮せず使用できない、より詰まっていない敷地内の下流側の排水桝から高圧洗浄をして油を流すのが効率的なのですが、敷地が広すぎる。しかも夜で桝を懐中電灯で手さぐり探す状況です。

桝を見つけて開けていくと、開ける排水桝全てが

水たまっとるがなー!と言う状況です。敷地の図面を書くと

駐車場内の汚水桝を全て開けました。洋服店側の使用していない桝以外も全て水位が高い状態ですね。写真と同じです。最初はなかなか公共下水の枡が解らず、1時間くらい排水経路が把握できませんでした。兎に角広い。お店の前の公道の方が本下水に近いので、そっち側に最初は流れているものだと思い込んでからの把握なんですけどね。ただ、これ私が桝の位置から恐らくこうであろうという推定して書いているだけです。図面はないですしね。どこの枡も下水管までアスファルトの下2mある。

公共下水の蓋を開けられなくはないですが、開けるのには下水道管理者(下水道局)の許可が必要になりますからね。そのために書類提出しにいかないといけない。さらには公共下水桝の真上が思いっきり駐車場の入口だから開けてる最中に跳ねられたくない!(誘導員が必要)

明日水道局に連絡すると同時に弊社スタッフとも相談し段取りを汲むか。でもそれも躊躇うのにはもう一つ理由があります。

この写真が何かというと



排水管の形をした油とラードの塊ではなく、排水桝の形をした油とラードの塊なんですね。何たるレアケースっ!!更に伝えると上記の満水の桝の写真は洋服店側の汚水桝なんです。最初は洋服店側の排水を経由している排水管だと思ったのですが、公共下水の枡をみつけたときに、お店の排水と洋服店側の排水が合流して公共下水の桝に繋がっていて、そこがつまっているので、洋服店側に逆流して洋服店側の汚水桝までもう溢れる寸前という状態です。実際お店のグリストラップからは既に溢れていましたし

公共下水の枡は少なくともおよそ2m50㎝より深い。でなければ逆勾配になるので、そこからの高圧ノズルを入れて、あろうことか、洋服店側とお店側に分岐しているのでどちらに高圧ノズルが行くか解らない。取り敢えず公共下水から合流地点までの詰まりを抜いて、合流地点であろう桝から再度店舗側に高圧洗浄の洗管ホースを入れるも2m落下するので、高圧ホースが中々上手く任意の方向にささらない。棒を入れてワイヤーを誘導しつつかな。ただ難点は、そこが合流桝になって無かった場合ですよね。(よくあるんですよね。適当に設置されているケースや勾配が取れてなかったりするケースが、でなければ普通はここまで詰まらないですからね)

作業方法としては排水管の引き直しが一番無難ですね。ただオーナー様は1年間だけお店を請け負ったオーナー様らしく半年後には辞めるそうなので、コストを抑えたいとのことです。当然です。ただ高圧洗浄車で詰まりが抜けるか?と言われると、アスファルトを削るよりはコストは抑えられても、100%改善出来るとは言い難く、公共桝の方を開けてそこの詰まりを抜けば洋服店の方の汚水は無くなりますが、お店側からの排水管はもはや排水管とはいわず丸い電柱みたいなものが刺さってるだけの状態です。油なのでいつかは溶けるかもしれないが・・・と言う状況です。どちらにしても採掘する工事になる事も視野に入れて頂かないと手を付けれない状況です。その旨をお客様にお伝えし作業を終了いたしました。

排水つまり事例はこちら


トイレつまり、台所つまり、排水つまり、下水つまり、水漏れ、漏水調査、水道工事や水のトラブル解決業者をお探しならMJサポートにお任せ下さい。
0120-788-869






2017年01月13日