私道下水管のつまり/川越市

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ご依頼の経緯
夕方17時頃に川越市笠幡にお住いのお客様より、下水が詰まったとお電話を頂きました。内容をある程度お聞きすると私道が詰まっており、6世帯が往生しているとのことでした。川越市の職員の方も来られたらしいのですが、私道ゆえにそちらで解決してくださいとのことで弊社に電話が来たのでした。

作業内容
18時には現場につき現場を確認。

上流側の桝を開けると排水管が見えない。水がたまっている状態(要するに詰まっている)下流側の桝を開ければ排水管の管口径は200㎜。下流側から高圧洗浄作業を開始して10分、5mくらいで洗管ホースが進んで行かない。手ごたえが全くない。

そこで上流側の桝からトーラー作業を開始

10m位進むと入れたワイヤーが押し戻される、強固なつまりなのかもしかすると管がつぶれているのでは?と嫌な予感が。10m以上は強引にねじ込んでもワイヤーが進まない状態です。

作業した内容を解りやすく図にしてみました。


10m以上進まないので一度ワイヤーを抜いてみるとヘッド部分に油と髪の毛野か塊が付着していたので管がつぶれての完全閉塞ではないなと思い至り下流側の桝からトーラー作業をする事に。


ワイヤーは機材からワイヤーが離れれば離れるほど威力が弱くなるので下流側からの5mで回転の力を利用し強固な詰まりを粉砕。水が流れ始めました。

出てきたのは砂利と油の塊でした。どこかで管に亀裂が入りそこから土砂が流入している状態です。そこに髪の毛とか油とか6世帯分の排水物が付着し私道の下を走る下水管を詰まらせた状態です。少し歩き回り調べてみると左側の上流に近い建物の外についている水道蛇口下に地面の陥没を発見。恐らく近くの排水管の接続部分などが破損してそこから土砂が流入しているのだと思います。

後日本格的な調査をするかどうかは、大家さんのご判断を仰ぐことになりました。(本日はいらっしゃらない)取り敢えず現状では6世帯のご家庭で水を使用していただいても問題なく流れるので作業を終了いたしました。

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2017年05月21日