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ご依頼の経緯
港区にある神社様の管理事務所の下水が詰まっていると言う事でお仕事を頂きました。下水がつまっているというのは、事務所にある流しの水と、トイレの汚水両方流れないとのことでした。
作業内容
いつも肝心な写真を作業に集中してしまうと撮り忘れるのですが、高圧洗浄機を設定していると風景写真です（高圧洗浄機が映っていない間抜けぶり）
雑排水管（流しの水等）と汚水管が合流した先で詰まっていると思っていたのですが合流桝は水が無い状態。
それぞれほぼ同時期に雑排水管と汚水管が詰まったみたいです。こういう場合、地中で何か可笑しなことがあって排水管が壊れてるのではないか？とか色々想像するのですが、想像しても無駄で、作業を開始。やってみないと解らない。最初高圧洗浄機を稼働して噴射させたのですが、洗管ノズルが進まない。
雑排水の方は手洗い場の方からトーラーと呼ばれる機材でワイヤーを電動で回転させながらゆっくり慎重にいれていきました。
一度貫通したので、ワイヤーを引き戻してみるとやはり木の根っこがびっしり。1枚目の写真の左側に木があると思うのですが、この木の根ですね。
トイレの方は途中にある点検桝（掃除口）からワイヤーを入れました。こちらも慎重にゆっくり。焦ってワイヤーをいれると木の根っことワイヤーが変に絡まり抜けなくなることもあるからです。
近くまでワイヤーが苦しそうに回る音（のたうちまわるような音）をたてながら近づいてきて、最後に先端が出てきて水が一気に流れました。
原因はどちらも気の根っこですね。除草剤をまくことなどをお勧めすることもあるのですが、ここは神社仏閣。なんというか、その木を切ろうとすると作業員が祟れて死ぬみたいな話をよく聞くじゃないですか？だから下手な提案はせず、自然との調和こそですよ。
お盆時期だったので都内に人はおらず御墓とかのある神社ではないので、殆ど人がおらず何とも神々しい気分の中仕事をさせていただきました。
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