ビルの下水つまり解消事例

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ビルの下水つまり解消事例

現場は町田市原町田にあるビルなのですが、このビルの地下1Fに2つのお店さんが入っており、それぞれグリストラップ先が詰まっているとのことでご依頼いただきました。

深夜01時過ぎ、地下1Fでお店2店舗とも詰まっている場合、雑排層にある汚水ポンプが稼働していないのじゃないか?と思い排水管とか仮設用のポンプを積み現場に急行。

グリストラップは当然詰まっているし

汚水層があるとするならばここかな?という化粧マスがあるのですが、固着してて開かない。

とりあえず手をこまねいていても仕方がないので、一人はマスを開けようとし、一人はA店舗のグリストラップの流出口からワイヤーを入れる作業。でも25m以上入っても抜けない。

詰まりが抜けない理由が雑排層のポンプが稼働せず満水なのか、それとも排水管内で詰まっているのか・・・そうそう今更ながら雑排層の仕組みを説明しておきます。


雑排層の仕組み

地下のお店は、公共下水道に排水するためには、地下よりさらに低い水ための層に一度排水を流し込み、それをポンプを使い汲み上げて地上に排水しているのですが、図のように本来お店ごとに雑排層への入り込みは違うので、2店舗同時につまる=汚水層が満水の可能性が本来高いのです。この仕組みが原則です。

ただ今回は、満水ブザー(異常を知らせる警報)は鳴っておらず、、またトイレ(汚水管)は詰まりがないし、ビルを見た感じ、雑排層と汚水層と層を2つに分けている感じでもないので層が満水の可能性が低いのではないか?との思いが強く

2つのお店の排水が合流してから雑排層に入り込んでいて、(本来はイレギュラーな構造)その合流してから雑排層に入り込むまでの間で詰まっているのではないか?と・・・まぁなんとなくの仮説です。

自分達の中ではこの説が一番しっくりくるので、B店のグリストラップからもワイヤーを入れてみました。仮説を立てた以上検証をしてみたくなるのは人情というものです。

あっさりとはいかなかったですが、15m程度ワイヤーが入ったところで水位が引きました。雑排層が満水だったわけではなかったです。

色々と不可思議な排水桝があり、しかもグリストラップを経由していなかったり、推測にすぎませんが、もともと2店舗に分ける前は1店舗だったのではないか?と思います。B店舗の排水つまりが解消すると、A店舗の排水も解決しました。

写真の撮り方が(比較対象的な意味合いで)下手くそ過ぎて申し訳ないのですが、一番最初のA店舗のグリストラップの詰まっていた写真と詰まりが抜けた後の写真です。

居抜きの物件をさらにその店舗ごとに排水経路を改造する場合、ほとんどといっていいほど、意味不明な排水ルートになります(笑)そしてそんな現場は殆ど図面もない。またあっても変更された箇所が反映されておらず混乱をきたす現場が多いです(笑)

当初の排水管に人の手が加わり、常識を疑わないと解決できない現場=難航現場なような気がします。でもそんな現場は作業中はテンパることも多いですが、抜けた後の爽快感はひとしおなんですね(笑)

ビルの下水つまり、排水管つまりの解消など、MJサポートにお気軽にご相談下さい。他社に断られた案件も積極的に対応しております。また深夜帯も解消作業を行います。0120-788-869



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ビルの下水つまり料金表




東京都下水道局指定第5410号

2018年09月15日