世田谷区駒沢下水つまり



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ご依頼の経緯
世田谷区駒沢でお店を経営する中国のオーナーの方からお店の排水がつまったので見に来てほしいとお電話を頂きました。多店舗を経営しているオーナー様で以前にもお仕事をさせていただいた臭くなオーナー様です。色々手伝ってくれて作業していてとても楽しくなるのは正直あります。何より詰まりが抜けたときの喜びの共感はお仕事と言えども凄く嬉しいです。(話がそれました)

作業内容
店舗の排水経路はオーナー様も解っているらしく、上流は店舗内にある油を除去するグリストラップの排水口から途中トイレの汚水管と合流して、道路側の最終桝に出てくる経路でした。夜も高圧洗浄を出来るギリギリの時間にさしせまったので、最終桝の方から高圧洗浄で一気に詰まりを抜いてしまおうという作戦にでました。


店内は水が溢れていて、油の塊は出てくるのですが約30分排水管を洗浄しても、店内の水が引かない状態でした。ビルの1Fに2店舗入っており、左側が御依頼人様のお店で、右側が薬局なんですが、薬局のほうの排水管とどうもつなっている感じがありました。

らちが明かないので、店内側からワイヤーを入れてアプローチ

これは30mワイヤーなのですが(排水経路が長い時に使用)15mに差し掛かったあたりでものすごい硬い当たりがあり、ワイヤーが捻じ曲がりました。絶叫です。私が絶叫しました。30m級のワイヤーはものすごく高額なんです。

嘆いていても仕方ないので、機材を変えて、より太いワイヤーを送りだせる。トーラーと呼ばれる電動で鉄のワイヤーを送り出せる機材に切り替えました。

ごついだけあってパワーは凄い。ワイヤーが折れ曲がった写真の方の機材のイメージをエルフのイメージとすると、この赤い箱のものはドワーフ的なデザイン性はないけども頑丈みたいな。

上記の機材を店内側からアプローチすると漸く店内の水が引きました。オーナー様の希望もあり、詰まりを抜いた後、店内から高圧洗浄作業をすることに、深夜といっていい時間だったのですが店を締切換気扇を強く回し作業を行いました。


勢いよく最終桝の方に水が流れてくるようになり、店内での水位上昇や排水の逆流は見られないので作業を終了いたしました。


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2016年012月29日