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ご依頼の経緯
中央区佃にあるマンションオーナー様よりマンションの下水がつまり、外の排水口から水が噴き出しているとお電話を頂きお伺いいたしました。
作業内容
現場に到着するとマンションとマンションの隙間にある排水口から水が溢れている状態でした。周りに浮いている者はトイレットペーパーの残骸です。
マンションの下水つまりといっても排管経路さえ解ってしまえば難航することはないのですが、逆に言うと排水経路が解らないとたいへん、たいへんに苦労します。ベリーマッチ。本当に大変なので英語でも言ってみました。
溢れている排水口からワイヤーを入れてアプローチしてみるのですが、ワイヤーがどこにも出て来ず１５m以上入ってしまった状態です。つまり溢れているところから１５m以内はつまっていない。全然検討外れな所を作業しているわけです。
後で解ったことなのですが、溢れてきたこの写真の箇所は公共下水道に対して一番上流で、水が流れていかないがゆえに、逆流して戻り、一番水が逃げやすい場所から溢れていただけでした。マンションの敷地内にある桝という桝をあけて恐らくここであろうという場所に目星をつけて高圧洗浄作業を開始
写真はここまでしかないのですが、結果論としてはアプローチ方法は間違っていませんでした。汚水の通り道にみられる汚水汚れがあったので、作業を開始したのですが、ただつまりは抜けませんでした。かなり圧の高い高圧の洗管ホースを入れて３０分近く作業しましたが、ようやく出てきたのは布１枚です。（この時はトイレットペーパーだと思い込んでいました）
上記の排水管に対する上流側に点検口があり、そこからワイヤーをいれるとワイヤーにびっしり布がひっかかっていました。雑巾よりは薄いけども、布と呼べるしろもので、それが７，８枚程度排管の中にある状態でした。
ワイヤーで抜けた後、逆噴射の高圧洗浄で残りの布を掃出し作業を終了いたしました。
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