下水つまり八潮市



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ご依頼の経緯
つくばエクスプレスの八潮駅付近(八潮市大瀬)の戸建て住宅にお住いのお客様より、下水がつまって水が溢れてくるとお電話を頂きお伺いいたしました。
作業内容

基本的に作業は外にある排水桝(蓋)という桝を開けていくことから始まります。大概は写真にあるように汚水って書かれているのですが、基本的にはマイナスドライバーがあれば開きます。

蓋という蓋を開けるのはおおよその排水経路に目星をつけるためです。手前に汚水桝があり直ぐ前が公道で公共の下水用のマンホールがあると直接そこにつながってるものだと判断をしがちですが、そうではない事が多いです。

図のような構造をしているケースも多く、建物をぐるりとまわって下水に繋げている。この場合溢れてくる桝が下水に近く、まして建物側に雨水桝などがあるといかにも直ぐ下水につながっているイメージになります。

よくありがちなのですが、詰まっている箇所から一生懸命アプローチして上図のケースだと建物側にアプローチしているだけで何時間作業しても改善はみられません。


随分解りやすい図にしてしまいましたが、何が云いたかったと言うとアプローチ方法を最初に間違えてしまうと難航するので、時に現場到着で敷地内の広さにもよりますが、30分くらい只管思案にふける事があります。多分お客さんからすると大丈夫かこの人?と思われてるのかなとか・・

今回は建物横にある縦管ちかくの点検口からアプローチ。

ワイヤーを入れるのは経路の確認ですね。それに排水枡を開けた時に汚物というよりは異物の感覚があったので、そして下手の方からもアプローチ

桝の中右手前にある排水管ぽいものは私が用意した秘密道具。排水桝が深い時ワイヤーが威力を発揮しないので空中で遊ばないように仮排水管を設置してそこにワイヤーをいれるのです。

ドンピシャでした。経年劣化による汚物の蓄積ではなくて、タオルのようなものがワイヤーに絡まりでてきました。この場合の大き目の布が丁度排水管をふさぐと、高圧洗浄作業だと中々出て来ず原因不明になる事が多いです。

下水のつまりだと高圧洗浄しかないと言う認識が一般的なのですが、例えば戸建ての下水つまりの場合周りに樹木があると、木の根っこのケースも多くそれを除去すれば水が抜けるケースも多いです。時には高圧線所車手配を謳い文句にして15万なんてふっかけてくる業者さんもあるみたいなので、下水がつまったと言えども焦らず何社も電話をかけて尋ねてみてください。

異物が除去されたあと、しばらく通水テストをして作業を終了いたしました。

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2016年012月31日