下水つまり 川崎区



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ご依頼の経緯
川崎市川崎区旭町の戸建住宅にお住いのお客様に夕暮れお電話を頂いたのです。下水がつまっていると、時間も時間でしたので翌朝の訪問へ

作業内容
二世帯住宅?のような構造で。土地に対して奥の建物がお電話をくださったお客様で手前がご親族の方、さらに道路に面して左側がお貸ししているアパートの構造でした。


図にするとこのようになり、奥の建物のトイレから数えて、2つ目までの枡が詰まって水のある状態だったのですが、他の枡は別につまっていない。恐らく合流しているであろうと思った桝を開けてみると・・あれ?あれれ?あらら?WHY?合流してないっ!!誰かBecauseで答えてくれよ。と思いましたが皆不明。


取り敢えず原因は不明でも、下水がつまっているゆるぎない事実はあるわけで、図の右上の枡から細いワイヤーを入れてみることに、詰まりを抜く事よりもむしろ、どこからワイヤーが出てくるか経路を把握するためですね。もちろんこれで貫通してくれればありがたいのですが、作業開始してみて少し崩れて水位が若干減りはしましたが、完全に流れるようになったとは言い難く、この状態で最終桝の方からカメラケーブルを挿入

なんとっ!7m付近で管が合流している。そこに桝は無い。結果としてこの下の方が奥の建物の排水管でした。更にカメラケーブルを入れると

入れたワイヤーも確認が取れて管経路を完全把握。更には異物も確認が取れ、ただ左側の異物は明らかでも、右側にも何かある。なんだこれ?と思いながらも高圧洗浄を最終桝から行う事に。

これは作業が終わり片づけの時に撮影したのですが、(作業中に撮影している余裕が無いことが多いのです)肝心な異物も出てきたのですがそのものをカメラに収めるのを忘れたと思いきや、この写真を拡大すると

さらにはメガ反転

ネガ反転させたのはワルノリ以外の何物でもないのですが、排水管が崩れ始めている可能性が高いので無理に高圧洗浄をそれ以上行わず異物を除去して作業を終了しました。

奥の建物が一番古く、後で道路側に建物を建てたそうです。その時に排水管を合流した地点で桝を造らなかったため誰も管経路を把握出来なかったのだと思います。桝が合流地点に無い以外は合理的な排水経路をしており、事実何も考えずに事の初めに最終桝から高圧洗浄すれば一発解消していただけのことです。建物の手前側が詰まったときは最終桝ではなく、手前の枡からワイヤー清掃すればいいだけですからね。年月が経つにつれて当時の施主が居なくなり、誰も把握しなくなった排水経路。ちょっとセンチメンタルな気分に浸りながら、微糖のコーヒーを飲もうと思い駐車場にあった自販機によると見事に炭酸飲料しかなく、

強制的に爽やかになるひとときでした。

お客様には合理的な経路である事を説明し、ここが詰まればこちらから、ここならばここからといった説明をさせて頂き作業を終了しました。お客様自身はケルヒャーの家庭用高圧洗浄機を御所有しておりましたので、ケルヒャーだと排水詰まり用にパイプクリーナキッドと言われるものが販売されていることもお伝えし現場を後にしました。

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2017年02月5日