グリストラップ逆流トラブル

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港区新橋
ビルの排水つまり除去

ご依頼の経緯
ニュー新橋ビルにあるお店様の排水が完全に詰まっているということで、夜中2時を回ってましたがお伺いしました。丁度横浜にいて帰り道。

作業内容

グリストラップ逆流
現場に到着すると、軽いプール状態。普通はこの状況なら汚水ポンプなどで水をくみ上げて排出させてから、作業を開始するのですが、お店様の規模が大きく、ビル自体の共用管もしくは縦管につながるまで何と厨房内から25mあるのです。

もちろん途中途中(客席通路の下)に点検口がありそこに排水管は見え掃除口があるのですが、この状態では開ける事はできない。掃除口を開けた瞬間に厨房の水がそこから溢れだす。しかもこのお店様は3Fなので、水漏れさせれば、2Fのお店に漏水する。とはいえ直線で25m。25mの先の点検口にある排水管を叩くと管の中が水でパンパンなのが手に伝わってくる。

車には30m級のワイヤーは積載しておりますが、使う事なんてほとんどない。実際は10mから15mのワイヤーがあれば殆どの詰まりは抜けるのですが稀にこのような特殊な現場があるのですよね。ただ針金の容量で考えていただければ解ると思いますけど、指に持ったハリガネをそのまま10㎝くらいなら10㎝さきのハリガネで押す事はできても、3メートルも離れると3mの先の先端は押しても殆ど威力はありません。ゆえに30mのワイヤーを入れても貫通できるかどうか未知数です。

またこの状況下で階下に漏水していないということはそれほど防水もしっかりしており、空気の逃げ道も無いのでローポンプと呼ばれるただ、空気の圧をかける機材でも、30m先でもそのまま圧が逃げないのではないか?と作業をしてみることにしました。この際には厨房内にいくつかある掃除口を全て塞ぎました。

汚水溢れ

もしこれで抜けなければ、水浸しの中、30mのワイヤーを入れる作業と、それでも詰まりが抜けなければ今度は25㎡先の排水管の掃除口を開けるため、ビルの中にある水場まで、約100mの距離を厨房の水をポンプでくみ上げて重いバケツを何度も運ぶといった、時間が全く見えない作業になるなとも覚悟はしていましたが、出来れば避けたい。何より午前4時前くらいでしたからね。

上記の方法で改善しない事はありえないとは思いますが、空気圧で解決してくれれば皆ハッピーですので「流れろ」と私たちもお客様も心は1つです。
グリストラップつまり解消後の写真
何度か圧力をかけると、ズボボと音がすると水が嘘のように渦を巻いて引いていきました。提案しといてなんですが、「流れた!!」と私が一番驚いていたように思います。こと、詰まりを抜く道具に関してはありとあらゆるものを車に用意している自負はあります。他の業者さんが駄目で呼ばれる事はあってもその逆はプライドが許さないというか、そういう覚悟みたいなものは正直あります。高価な機材を単に仲間内に自慢したいだけというのも正直なところです。ビックリマン的に「スーパーゼウスもってるの?すげー!」みたいな(笑)良く言えば少年の心を忘れない!悪く言うと買ったばかりのワイヤーは折れ目もなくピカピカしていて使いたくない!意味ないですよね。


でも正直本当に自分でも驚きました。詰まり抜きの現場って排水管は地面に埋まっていて、経路は解らず。また管の中は何が原因で詰まっているのかまるで解らない中で100%に近い解決率を誇るには道具の良し悪しが絶対です。この仕事に関しては経験よりも機材の良し悪しだと思っています。今日はじめた人でも機材が良ければ詰まりは解決するし、30年のベテランでも機材が悪ければ詰まりは解消しません。その考え方は変わっていません。変わっていませんが今回の現場に関しては少し、経験を自慢したくなるような現場でした。

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2017年04月13日