ビル下水管調査/文京区

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ご依頼の経緯
文京区湯島にこの度オーピンするエステさんのお店で2Fのシャワールームを使うと、1Fにある洗濯機の排水口から水が溢れてくるとお電話を頂き現場にお伺いしました。
作業内容
まだお店はオープンしていない状態です。内装もほぼ終わり最後に排水が流れなかったなんて悲劇以外の何物でもない現場ですが、既に一度業者の方が見て改善できなかったので、御社にお声をかけて頂いたのです。

現場に到着すると、洗濯パンの水がトラップを外しても水がたまっている状態でした。明らかにつまっている。ワイヤーは強度のある特殊な物を使用しているため、機材で貫通しない事は殆どないのです、実際作業開始3分もしないうちに水が引きました。

所が違和感があるのですよね。水が流れていて溢れてくるわけでもないのですが、こればかしは経験としか言いようがないのですが「何か直ぐつまりそうな気がする」この感覚は外れる事の方が少ない(まぁ時々外れますけど・・・)洗面、シャワー、洗濯の排水が一カ所の短い距離で全て合流しておりその排水管が50㎜と細い。その上トイレの汚水管も近く、全ての水を同時に流すとトイレの水の引きが悪いのです。試しにトイレットペーパーを入れると3回に1回流れきれない。明らかにオカシイ。

ローポンプと呼ばれる空気圧を送る工具で作業をしましたが改善がされたようなされていないような。トイレだけを使用すると使えるのですがやはり違和感。

この時点で考えられる原因は2つで、1つは合流する箇所が近すぎてしかも排水管が細いので総排水量に排水管が負けている。もう一つはやはり管の中がまだ残留物がかなりあり、詰まりが抜けているのは一部に過ぎない。

更に問題もあり、商業地域で建蔽率が100%の小型のビルなのですが、当ビルには最終桝が無いのです。恐らく潰してしまった。隣のビルの前にある公共下水桝に合流させているので、下水側からのアプローチが一切出来ない状態なのです。簡単に言うと便器を外してアプローチするしか無く、現状では水は流れている。なのに「便器を外す必要性」をお客様に説明するわけですから胡散臭い業者に思われるかな?とか余計な事が頭を過りましたが、でもどうしても外さないと解らないし、私自身は30分以上あれこれ作業をしていてほぼ確信に近い状態で下水に問題があると思い始めている状態です。

結果お客様の了解を頂き、便器を外してまずワイヤー作業を行ってみると、3mくらいでワイヤーが入っていかないのです。構造上の問題ではなく、何か異物が排水管にありかなり強度があるので、今度はカメラを入れました。

高圧洗浄をする予定でスタンバイさせておりましたが、それ以前により深刻な気がしたので、先に管内カメラを入れました。


管の中に土砂が流入している状態です。恐らく以前に当ビルにはきちんと桝が設けられていたと思うのですが、数十年色々な店舗様が入るうちに内装を変え、その際に桝を潰したのだと思いますがその桝が腐食してボロボロに崩れたのではないかな?と思います。

即日改善出来るお話ではなくて、ビルのオーナー様に修理して頂かないといけないお話になりました。今回のケースで言えば床を全部はがし、コンクリートをはつり、排水管を引き直す必要があります。

気の毒でならないです。例え修繕費用がビルのオーナー様の負担だとしても、オープンを心待ちにしている気持ちにまったがかかったような状態ですからね。現実をお伝えするのが凄く心苦しい現場でした。

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2017年05月13日