ビルの下水管のつまり

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スタッフ巡回中

夜間も実働しています。



ご依頼の経緯
午前1時頃、お店の排水が流れないで困っているとお電話を頂きお伺いいたしました。頂いている情報は地下2Fのお店であること、そして既に別の会社が来られて25mのワイヤーをグリストラップの排水口からいれたが貫通しなかったとのこと。25m?のワイヤーを持っている業者は結構少ないと思うので・・そこそこのプロが来ても駄目だった?と思うと緊張が走りました。それでも明日お店は予約客がいるそうで何とかしてほしいといわれれば決死の覚悟でいきますさー!(内心ドキドキ)

作業内容

そりゃもう現場見れば一目瞭然ですよこれ。グリストラップがどこにあるのかも分からない。しかもお店は結構大きな居酒屋さん。しかも地下2Fなのでピットに水を落してポンプでくみ上げている。そのピットが果てしなく遠い。けども取り敢えず手をこまねくわけにもいかないので作業しやすいようにまずは厨房内の送水作業。

地上で送水ホースが地下のお店で届くかどうかテスト。届きそうもないので一度事務所に戻り(片道25分くらい)継ぎ足せるホースを持ち再度現場へ

サニーホースで届かないところからサンクションホースへ

これだけの距離を点検桝が一カ所もない状態。25mじゃ届かないよなぁと思いながらも送水作業を開始

水中ポンプを稼働して送水を開始。およその排水量は4t、まぁ約25分程度で作業ができるように、ちなみにお店のオープンは夕方16時。現在時刻は04時、十分間に合うなと余裕をこいていました。

足場が出来たので作業を開始。まずは電動トーラー(ワイヤー)で油を粉砕することに。

ところが管内で蓄積されている油の量がハンパない状態で、ワイヤーが中々すすまない。進んだとしてもどうも魚介系の油なので粘着質が強いため開いた穴をふさいでいる。埒が明かないのでピット側からもアプローチ

このビルは大型のビルで、汚水層と排水層が併設されていて、厨房に置いたポンプからの送水は汚水層に流して(ちなみに汚水層の方が厨房に近いのですが、汚水層の方には地下1Fの排水と地下2Fの汚水が流れ込んでいる状態でした。いわば滅茶苦茶)

取り敢えず排水層を開け・・というか開ける作業は最初にしているのですけどね、地下施設の排水詰まりの場合、最初に考えるのはピットのトラブル(ポンプの故障など)ですからね。ポンプには問題が無いので、恐らく繋がっているであろう排水管に目星をつける

そしてコルソーで穴をあける。作戦としては、ワイヤーは機械から距離が離れるほどに威力が弱くなるし、魚介系の油でワイヤーが長い距離固着するのでやはり威力は弱くなる。そのため、出口付近からもワイヤーをいれて強度を保つ作戦にえ

結構油がごっそりこそげ取れたけども水の流れが弱い。再発必死。排水ルートはほぼ間違いがないし、管全てが塩ビ管だと言う事も解り高圧洗浄をすることに

中々洗管ホースが油と戦い進みませんが、開始すること20分くらいです。ゴボボボボというように油が決壊して一気に水が流れ始めました。

終ったときは既に昼過ぎでした(笑)何より付き合って下さったお店の方には頭が下がります。夜中の内に終わると思ったのですが甘かった。コルソーで穴あけるのさっくり書いてますけど、排水管に目星をつけるため、汚水層排水層ともに中に入って色々な管を直接触れてますからね。

久しぶりに血沸き肉躍る(この表現が正しいのかは解らないけども)現場でした(笑)

港区排水つまり事例はこちら

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2017年10月06日