マンションキッチンつまり

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ご依頼の経緯
初めてのマンション管理会社様よりお電話を頂きました。内容としては賃借人様が退出なされたので、内装を清掃している時にキッチンが流れていないとのことで、別の業者さんを呼んだところ、10m以上先でつまっているから10万円はかかるといわれたらしく、お宅ならいくらなのか?と言う事でお電話をいただきました。金額的には2~3万円くらいですとご案内しお仕事を頂く事になりました。

作業内容
マンションの一室の排水で排水桝が不明なので高圧洗浄のやりようがないから、どうしてもキッチン側からアプローチするしかないとのことでしたが、その通りでした。

水を流してみると早速水位が上がってきました。こういう場合はトーラーと言う鉄のワイヤーを送り出す機材を用いるのですが、だいたい10mくらいのワイヤーしか皆もっていなかったりします。10mを越えるワイヤーだと極端に高額になるんですよ。ただの鉄のワイヤーが1本10万円近い値段がします。しかもこれがだいたい10回使用した程度で癖ができたりして使いづらくなることや、下手に長距離だと抜けなり何とかそのワイヤーを抜いても使用できなくなるリスクがあるんです。

ホームセンターで売られているようなワイヤーだと腰が弱く、数メートルで折れ曲がるんですよね。何度かエルボ(排水管の曲がり角)があるともう対応できません。時に機械よりワイヤーの方が高い場合もあります。

確かに10m入れてもワイヤーはまだ入るのですが、違和感がありました。恐らく7mから12m位の間で何か柔らかい異物がある感触です。グリグリかき回す事で解消しました。

左側に見える機材よりワイヤー1本の方が高いです。多重ワイヤーってやつです。株式会社カンツールが販売しているワイヤーです。

その後、排水桝が構造上確認できないので、通水テストを30分くらい慎重に行い、違和感を憶えなくなりましたので作業を終了いたしました。

後一言添えておきますが、単なる野菜くずのつまりなら、ローポンプ1発で解消します。ワイヤー作業など必要ないです。

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2016年012月08日