社員食堂の排水つまり解消事例
東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城
スタッフ巡回中

夜間も実働しています。



社員食堂の排水つまりの解消事例

お昼過ぎにお電話を頂き、内容的には港区海岸にあるビル、そのビルを所有する企業様の4Fにある社員食堂の排水が詰まったとのことでお電話を頂きました。

グリストラップ自体は深いけども、サイズは小さく、排水管の口径も50㎜、しかも上空階だから縦管まで押し流せばつまりは解消する。比較的楽な現場っぽい印象でした。

詰まり自体は予想に反せず、比較的数分で水位は引いたのですが・・・・

さらに言えばワイヤーを引いてみた時、思いっきり手袋が釣れたので・・「これだっ!!とお客さんこれですよぉーーー!!」と得意げになりたいけども、話せない状態にありました。

そう違和感。まぁ水が引いていく際にゴボゴボゴボォと逆に勢いがありすぎた(サイフォン現象)のです。


「これやべーやつじゃん?」と思いながら、詰まりは抜けているけども、通水しているとやはり再度水位上昇が確認できたのです。(サイフォン現象は排水管内に真空箇所ができることで起こる、つまり排水管内が異物まみれだったり、何かしらの異変がある)

それで管内カメラを入れることに(調査)

管内カメラのケーブルが5.6m以上入らない。見た感じ油。と同時に排水管は鉄管。この鉄管は実は詰まり抜きの現場では鬼門でして、さびてボロボロだと少し弄っただけで漏水する。

正直言えば、「もうこれサイフォン起こるけども、流れてるしいいっすよねっ!てへぺろっ」したい(><)

だけどそういうわけにはいかないし、先も見たいので、

圧力の弱い高圧洗浄機を使用。静穏式です。排水管の口径が50㎜だったのも幸いしています。100㎜とか口径があると、エンジン式の高圧洗浄機でなければ殆ど油汚れは取れない。

なんとか洗い流して、8mまでワイヤー入れたところで驚愕しました。錆で鉄管が膨張しているのではなく、おそらく排水管を設置したころ(数十年前)モルタルかなんかを流したのでしょうね。それがそのまま固形化している。

これはこれ以上どうしようもなく、とりあえずサイフォンが起きない程度には排水管を洗い(洗いすぎると鉄管が壊れる可能性がある)作業を終了しました。

余談ながら、詰まっている以上、何とかするしかありませんが、鉄管、それも古い鉄管でやむを得ず作業をする場合や、あるいは入口だけ塩ビ管で(今回このパターン)中は鉄管みたいな場合、作業中に漏水した場合はその責任は取れませんし、取る必要は作業者側にはありません。だって誰がババ引くかだけの話ですからね。

だけれども、今回、ワイヤーを抜いた時に、ワイヤー周りが黒かったのです。これは鉄管の特徴に多く、それゆえにカメラを入れて確認するとやっぱり鉄管で、リスクを説明したうえで作業をしました。鉄管でも水漏れが発生するケースは万に一つくらいの可能性ですが、怖さは常に抱え慎重に仕事をしています。


お店や厨房、ビルの排水や下水詰まりの解消ならMJサポートにお気軽にご相談下さい。他社に断られた案件も積極的に対応しております。0120-788-869



その他の事例など沢山掲載しています。










2018年09月03日