今回は飲食店さんと、戸建ての下水詰まりの話にわけています。飲食店様の場合で結構詰まる頻度が高いお店様の場合は機材の紹介まで含めて記載しています。その前提として詰まり易いけど解消しやすい話から記載しています。一方、戸建ての下水詰まりに関しては一番多い事例で、泣き寝入りしている方が多い現状を踏まえて仕組み説明してあります。
詰まり易いお店さんの特徴
今回は事例というよりは、お店さんの排水がよく詰まる場合、いちいち業者さんを呼び、毎回コストがかかるお店さん。そのオーナー様に向けた記事になっております。個人店舗などの場合でよく詰まる場合は少し意味があるかもしれないです。
何でこんなに詰まるんだ?という時に、多いのが「居ぬき」で借りている場合です。そして、お店さんの場合グリストラップも詰まるけども、その時同時にトイレもつまるといったものです。これはどうしたって詰まるんですよ。それは油でべとついた管にトイレットペーパーが付着して、水に溶けにくいペーパーだと水量だけ先にながれてしまい、どんどん管内で汚物が蓄積してしまう。1か月に1回とか2週間に1回はこうしたことですね。その都度ラバーカップのようなもので解決しているケース
上の図のようなケースである場合、グリストラップにトイレットペーパーが流れてきたります。こういうのは普通の水道屋ではありえない接続工事ですが、排水管なんてものは誰だって簡単に結べると思うのです。結びやすさを重視してコストを極力おとしてしまうと、トイレが頻繁につまるといった苦しみははじまるのです。
ラバーカップの使い方
正解は建物の外の合流マスで合流させるのが正解です。ですが、ラバーカップで簡単に解消したりします。それは汚物の融合などは柔らかく、押せばぬけてくれる。崩れる者がおおいからです。ただ1回1回溢れに近い状態にはなりますし、防水の効いていない箇所で溢れ、下層店舗があれば水漏れを発生させます。
こういうケースで依頼を多くもらうことはあるのですが、大概はご自身でラバーカップをやっても改善しない時などに呼ばれます。呼ばれますが、同じくラバーカップで改善することはあります。ラバーカップは基本的に水量を押せるかどうか、いわゆる空気圧がかかるかどうかなのです。例えば押したトイレから押した水がグリストラップから出てくる状態では圧力は半減してしまいます。なので、グリストラップから水が逃げないようにすることで詰まりは解消することはあります。
グリストラップつまりに備える
距離と排水管の長さにもよりますが、小型の店舗で外のマスまでグリストラップからの距離が短いときは、ドレンクリーナーという機材をヤフーショッピングで探しておいて安い時に買うのは有効な手段だと思います。
あるいは複数店舗をお持ちのオーナー様とか。できるだけ置いて作業を出来る者が望ましいですが、DIYが得意なかたであれば一番左側の手で持つ機材を購入して、両手が使えるようにしてしまえば、もうプロレベルです。1回の依頼がどのくらいの額になるかはわからないのですが、基本グリストラップ先のつまりであれば安くても業者に頼めば解消は20000円くらいはしてしまいますからね。それとヤフオクは値段の相場が激しいのですが、一番左側の道具の相場観はおおよそ20,000円くらいで焦らなければ入手することができます。
お店はローポンプを持つべき
こちらはヤフーショッピングです。ローポンプは実は下水つまりとかでも詰まりを解消することができます。ただしコツがあって、空気の逃げ道を極力塞ぐことです。トイレには手洗いがあり、トイレから圧力をかけても手洗いから空気が抜ければ、それこそ詰まりは抜けません。ですがその場合手洗いを封鎖すると空気の逃げ道がなくなり、詰まりを押してくれることになります。ラバーカップも同じ要領です。その強力版がこのローポンプになります。
なんというか、自分でできるトイレつまりのような業者の作るページはうさん臭すぎるんですよね。なのでリアルな話を記載させていただきました。10000円で買えるような道具で解決されて4万も5万も払うのって馬鹿らしくないですか?と思います。これくらいの道具をご自身で使用したけどダメだった。ワイヤーはもっと長さが必要だとか、油がものすごいとか、そういう時に業者に頼めばいいと思うのです。便利屋っぽい人がきて、上記の道具を使い、数時間かけているだけです。
個人的にはローポンプは別に飲食店でなくても、1家に一台あれば殆どの詰まりに対応できると思います。
自分で治す下水つまり(戸建て版)
下水詰まりは詰まっている個所を把握する
汚物が溢れている時全部が全部つまっていることと、焦りで冷静さを欠いてしまいがちなのですが、当然つまりは全箇所に波及しているわけではありません。ポイントとなるべき場所は必ず存在します。
まず図を参照してほしいのですが、全部がつまっているとき、一番上流から詰まりを抜こうとしても全然解消しないです。隣のマスで水があふれたりするだけです。この場合公共下水に近い白色の〇のマスから上流に向けて水道ホースをつっこめば、6割から7割くらいの確率で解決します。ただ汚れたりするのは嫌でしょうし、衛生的にはよくないですからね。そういう意味で業者さんに頼むはありです。というか頼んでいただかにと、うちのような会社はなりたちません(笑)
よくわかってないで業者を頼むと・・・
これは弊社の見積もりとか請求書ではないですからね。戸建ての詰まりで高圧洗浄車で来る必要なんてまずないし、1m5000円って・・そりゃどこを洗うのだ?ということです。こういうのはもう数字のごまかしだと思いますね。1か所詰まりを粉砕すれば自然流加する下水管なので上流から水道ホースで水を流しつづければ奇麗になります。油の場合(キッチン絡み)は多少、除去することは必要になるかもしれません。
ほとんどの下水つまりの原因
もう、戸建てで呼ばれる下水詰まりの7割は単純な紙つまりです。節水型にトイレをかえることで、上流から押し切るだけの水がたりなかったり、あるいはトイレットペーパーをアウトレット品(外国産)のものにしたことで、溶けにくくなってペーパーがたまり詰まりをおこします。水だけ先にながれるのでかわいてきてそこで詰まりを引き起こすだけです。ですのでそのポイントに水をあびせつづけると少しずつ溶けてやがて解消するといった流れです。実際、水道ホースだけを現場で借りて解消することもあります。
大切なのは把握することだと思います。それこそ油が酷くて下水がつまっているのであれば洗管距離に応じて値段が上がる仕組みもわかりますが、汚物の場合は一か所の粉砕になります。このほかにも木の根の侵入はありますが、それは詰まりが抜けた後で木の根が侵入している個所をみつけて切り取ることで改善します。
ご挨拶
正直にお伝えすると、このページは問い合わせをいただく中で、お宅だと高圧洗浄いくら?といきなりぶっきらぼうに聞かれる事が多く、話を聞けばだまされているな。と、双方合意であれば問題はないのでしょうけども、ならばうちに料金を事後に聞いてどうするのだ?という想いがあります(笑)また、自分で解決できる系の業者のSEOを意識したホームページを見るたびにずっと、うさん臭いなと思っていました。大切なのは良い事でも悪い事でも(お金がかかるケース)でも、誠実に現状を伝える事であり、それほど労力のかからないことに、何万円、何十万円も支払う必要はないということだと思います。
例えご自身で解決できなくても、こちらのページを知っておくことで、殆ど便利屋さんのような素人の業者さんが多い業種ですので、この人は知っているなと、値段のない事ですから足元を見ようとすることを押さえる事は出来ると思います。30mは高圧洗浄が必要です。30m洗う必要ある?でいいと思うのですよ。見積もりの段階で納得がいかないときほど、電話を頂きたいです(笑)