トイレつまりのご依頼で草加市にあるお店さんにお伺いさせていただきました。
お店さんのトイレつまりで、現場につくとトイレは男性用、女性用、多目的用と3パターンにわかれていたのですが、今回は多目的用のおトイレ一台だけのつまりでした。お伺いしたときには時間が経っていたため水位は低かったのですが1度流すと水は流れるけどペーパーが残る状態です。また排水管の奥の方でもごぼごぼという音が聞こえました。

トイレの紙詰まりは秒です。
とはいうものの、便器1台、節水型のトイレで多目的トイレだったので、おそらく赤ちゃんのおしりふきとかを大量に流し、一時的に便器内及びその周辺の排水管がつまることはよくありますので、今回もそれかな?と判断しました。お店でも当然ラバーカップで対応したとのことでしたが、なかなか解消しないとき焦りお電話をいただいたのです。

ご自身で解決する場合のコツ
写真のように手洗いが近くにあるとき、そちらから空気が抜けると圧がかかりにくかったり、この場合は、便器ではなくて排水管の中のつまりでしたけども、それでも本来、空気の逃げ道を塞いであげることで、詰まりはラバーカップでも解消することがあります。

転ばぬ先のトイレつまり
ラバーカップで解決できない場合に呼ばれることは多いですが、写真の赤い筒のもので殆ど解消します。こちらはローポンプと呼ばれる製品で、ヤフーショッピングなどでもその名前で検索するとでてきます。1家に1つはあってもいいんじゃないかな?と思えるような商品です。価格帯は15000円程度です。これを、業者さんによってはハイポンプという項目で「高いな~」と思う金額で提示しているところもあります。「そもそもハイポンプではねぇー!!」と何度心の中で思ったことかわかりません。一般名はローポンプですからね。
管理会社様に限らず、弊社の場合、よほど遠方ではない限り、トイレの紙詰まり、ちょっとした排水管のつまり、要するにこの筒で解決できるものは一律8,000円です。
不毛な業者達
そこでふと思ったのですが、「トイレつまり」で今ちょっと検索してみたのです。というのも弊社も広告は出したいと思っているからです。すると「150円~」と歌う業者さんもいれば、「数百円で解決できるものか」と広告が出されていました。なんだろうこの不毛な争いは・・・

浮世離れした金額提示の会社
これってどうなのだろう?と思ってしまうのです。150円で解決できるわけがないのに、それを歌い文句にする時点でモラルはないなぁって思うのです。でも150円だから高くても5,000円かな。それなら安いか・・なんて甘いですよ。モラルのない会社さんなのだから何をされるかわからない。そして、それに対してお客さんを取られた怒りなのでしょうが・・・どちらにしても、トイレつまりをサービスの主軸に置いている業者さんというのは、少し疑わしい気がします。上述したように、トイレの紙つまりは8,000円くらいでしょうから、出張費とか人件費を考えても利益率は低いです。弊社の場合はあくまで管理会社さんとか、広告ではないページでトイレ詰まりに関しては知っていただいてご依頼されています。
ちょっとGoogleさんも取り締まった方がいいのではないかな。悪質業者は後を絶ちませんからね。

話がだいぶ脱線してしまいました。最初こそ、排水管の奥の方でごぼ・・ごぼ・・・と音がしていましたが、何度かローポンプをあてがい、圧をかけつづけることで違和感はなくなりました、節水型トイレなので念の為に10回ほどペーパーを含めて流しましたが問題がないので作業終了とさせていただきました。
トイレつまりの料金目安
紙つまりなど(ローポンプ) | 8,000円 |
便器着脱が必要なもの(ガスケットタイプではない最近のトイレ) | 15,000円 |
便器脱着が必要なもの(ガスケットタイプの昔ながらのトイレ) | 25,000円 |
上記は出張費を含んだ総額の目安になります。