八街市にあるデイケアサービス様より、下水がつまったとのことでご相談を頂き、現場にお伺いさせていただきました。
八街市の下水つまり
トイレ一台のつまりではなくて、もう複合的につまっている状態でした。当然デイケア内ですので、施設の中は清潔そのもの。また、お年寄りなども多く、万が一にも不衛生な状態にはできないので、室内には機材などはもちこまず、室外からの作業に特化することにきました。
マスが何故か解放されている
しかし問題が、柵が非常にせまく人が入り込むのは困難。マスはあいたままの状態になっていました。それは本当に意味不明です。写真の状態は私たちが、マスの蓋をあけたわけではないのです。空いていた。ですが、それは置いておいても。マス多いな！！本当は中から便器を外してワイヤーを入れた方が効率は良い。ですが、この頃は流行り病真っ最中ですからね。こういう仕事は不安しか生まないでしょうから、
柵外しちゃいました
甘栗むいちゃいました的な気分ですね。そこに問題があるならばそれを乗り越えて解決する。手が届かない排水管の場合、そこまで排水管を組んでワイヤーをいれる荒業なんかも行うことがあります。1つ1つマスを調べて、最初の画像のトイレと繋がる排水管を探していきます。
下水つまりのつまり個所を探す
毎度のことですが、あっここだ！というときの肝心の写真を撮り忘れたりするのです。結構作業に夢中だから仕方ない！と言い訳したいのですが、事例は書きたいので毎度、写真を確認しては自己嫌悪に陥っています。17mもいれてここは下水つまりの配管ではないとうのがわかりました。何度も色んなマスからいれて漸く正解のマスにたどりつきました。
下流側からなので、高圧洗浄作業。
一般的な下水つまりの場合、高圧洗浄でもトーラーと呼ばれるワイヤーを送り出す作業でも、どちらでも解消できるし、どちらでもただの下水つまりですので、下水つまりが解消さえしてしまえば下水管は奇麗になります。ただ、今回高圧洗浄にしたのは、電気プラグが近くにないためエンジン式の高圧洗浄を使用しました。
下水つまりが解消した後も確認は怠らない
室内に入る前に手袋を捨て、何度もアルコール消毒をして、次亜塩素酸もふりまき、上着を脱いで確認にいきました。下水の方に勢いよく水がながれてきたので、下水つまりは解消しているのは間違いないですが、トイレの水位も確認しないわけにはいきません。確認すると当たり前と言えば当たり前なのですが、トイレの水位も下がっておりました。作業開始から2時間といったところでしょうか。何度か流しても違和感を覚える事なく下水は流れているので、作業を終了いたしました。
