墨田区にあるクリーニング屋さんの下水つまり

業務用の洗濯マシーンの排水がつまったときに、毎度お声がけを頂くお客様なのですが、今回は勝手が違うようで、そのマシーンからでた先の排水管が詰まって流れないということでご相談のお電話を頂き現場に駆け付けました。

墨田区の下水つまり

作業スペースがなかなか狭い時、なんとなくですけどインディージョーンズの音楽が脳内にながれることはあるのですが、ワイヤーは基本連結式物をつかっています。メートル数関係なく対応できますからね。どこにでももっていける感じです。

排水つまり墨田区

非常に分かりにくい写真で申し訳ないです。赤く囲った箇所に受けの層があり、そこから先の排水管内につまりがあるのです。ワイヤー太さは16㎜。そこそこ太いワイヤーです。電気コードをひっぱり早速回し始めるのですが3m過ぎたあたりからワイヤーがもう入っていかない。結構硬いぞーーー!と、そんな印象が残るまま作業をしました。それでも少しずつではありますがワイヤーは侵入していき。やがて貫通しました。

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勢いよく排水が流れたことが災いに

下水詰まりの出口

ここが、2枚目の写真の層からの出口なのです。勢いよく流れてきたので、貫通した。よかったー。結構硬いとはいえ15分くらいの作業で終わって一安心・・・といいたかったのですが、それは束の間でした。

本格的な下水つまり発生

本下水つまり墨田区

こっちが詰まるんかーーーーーい!

ルネッサーンス!って髭男爵になりたい気持ちはありましたが、笑いごとではないし何より不謹慎ですからね。焦りましたよ。呑み込みが負けてしまう事態に。そして一度つまると完全閉塞してしまう状態でした。お話を聞けば作業着などを洗う事が多く、コンクリートの粉のようなものが作業着に付着しているとのこと。取敢えずご依頼の箇所は詰まりが抜けたので・・・というわけにはいかないですよね。まさに大慌てです。

トーラー機にて下水詰まりを粉砕

結構テンパる下水つまりの現場

こちらにトーラーをもってきて、15分くらいでしょうか、必死にワイヤーを回し続けてようやく水位が引きました。ワイヤーを入れている写真が気づけばありませんでした。実際は髭男爵的なことを想う余裕もない状態でしたし、写真を撮っておこうという余裕もありませんでした。意外とテンパっているときは作業前とか作業後の写真は残していても作業風景の写真がないものがほとんどです。だから事例をつくる際は、肝心なこれがないやないかーい!と自らに突っ込むことは多いです(何の話だ)

下水詰まりの原因をカメラで確認

ただ下水のつまりが解決したからといって、楽観視できない状態ではあったのです。物凄く硬くて、やっぱりコンクリート系なのだろうなと、まずは現状を把握しないといけないので、カメラを使用して下水管の中を確認させていただきました。

管内カメラで確認する排水つまり

ワイヤーで大きく穴をあけましたが、これは油ではなく、まぎれもなくコンクリートです。コンクリートでも時間を書ければ削ることはできるのですが全部取り切るのは不可能です。しかも間に昔のガラケーのようなものまである。取敢えずつまりは解消して一度外からの呑み込みには負けなかったので今回はここで作業を終了させいただきました。

図面はなくとも排水ルートは確認する。

下水つまりの流れを確認

流れを全体的確認しておきました。あれだけのコンクリートだと100%取り切るの事は不可能ですが、20%程度しか開いていない排水管を70%くらいまで広げる事はできます。最終マスまでの距離はおよそ10-12m。曲がりは2回といったところでしょうか。カメラは最初の携帯の侵入箇所以上はヘッドが入っていきません。無理に入れるとこ携帯の向こう側のくぼみにカメラのヘッドがひっかかり抜けなくなるのです。無理はできません。

本来は下水管の工事をしたほうがいいので、この先はお店様のご判断になるかと思います。弊社ができることは完全に工事をするか、下水管内のコンクリートを7割程度取るかのどちらかになるかと思います。取敢えず溢れやすく詰まり易い状況にはあるものの現在は使用できています。比較的大きい工事になるときは焦らない事が絶対だと思うのです。この先また弊社で対応させていただくことがあれば続きの事例を掲載させていただければ幸いです。

ご依頼ありがとうございました。

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